吉田ロッド 幸眞 8'0" 5wt 3pc 2tip

吉田ロッド 幸眞 8'0" 5wt 3pc 2tip

販売価格: 198,000(税込)

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商品詳細

YOSHIDA ROD / 真竹製毛鉤竿

吉田ロッド 幸眞 8'0" 5wt 3pc 2tip

吉田幸弘氏自身が育成・管理から手掛けた国産真竹を用い、素材ごとの個性を見極めながら一本一本丁寧に仕立てられる真竹製毛鉤竿。日本の竹だからこそ生まれるしなやかさと芯のある反発を備え、自然素材ならではの表情と手仕事の温度を感じていただける特別な一本です。

商品説明

ヒゲナガのハッチもひと段落し、大型フライの出番、釣り方においてはドリフトよりも大型のフライをピンスポットにいかにプレゼントできるかが重要になります。

そのような釣り方に対応するために考えたのが幸真(こうしん)805

大型フライを確実にピンスポットに投射するには、オーバーストロークのキャスティングではコントロールが定まりません。

しかし真竹の曲がりの深さを最大限に活かす事により、ショートストロークでも曲がり込み、それにより反発を生みだし、大型のフライを確実に魚の元に届けてくれます。

フィールドによっては、大型のフライだとショートレンジではループが作りにくく、上手くポイントにフライが運べない。そのような状況は誰もが経験されていると思います。ここからが真竹を用いる最大の利点が発揮されます。

曲がりの深い真竹だからこそ、ショートからミドル、またはロングまで負荷に応じて曲がり込み、なおかつトルクフルに反発してくれるのです。すなわち真竹そのものがプログレッシブ(負荷に応じて曲がり込む)なのです。

このような素材を用いる事により、トンキンケーン(一般にフライロッドに使用されている竹)では出せないアクションを可能にしました。

既存のバンブーロッドにはない感覚を体感していただける。それこそが幸真竹竿が作り出す竿なのです。

真竹について

真竹 - Phyllostachys bambusoides -

名前の示すとおり、日本では古来より最も一般的な竹として扱われてきた素材です。籠やざるなどの日用品、建築材料、弓、釣竿など用途は非常に幅広く、古くから日本の暮らしやものづくりを支えてきました。

特にヘラ竿の穂先では、一部に張り合わせず一本なりを削って仕上げたものがあり、細身で軽量でありながら、まるで節など無いかのように美しく曲がります。なお、当ロッドのSpecialブランクにも同一の竹を使用しています。

真竹は軽量で粘り強く、折れにくいという性質を持つため、曲げたり、たわませたりする用途に多く使われてきました。エジソンが発明した電球にも、真竹製のフィラメントが使われていたことはよく知られています。

六角竿に仕立てた場合には、「軽い」「レスポンスが早い」「ブレが小さく、その収まりも早い」「反動が小さい」「曲げこみの限界が深く折れにくい」といった特徴があり、初心者やグラファイトユーザーの方にも扱いやすく、また従来のバンブーロッドユーザーの方にも“新しい感覚”として楽しんでいただける素材です。さらに、竹肌がきめ細やかで美しいことも真竹ならではの魅力です。

特徴

大型フライを扱いやすい反発力

真竹の深い曲がりとトルクフルな反発により、大型フライをピンスポットへ届けやすい設計です。

ショートストロークでも曲がり込む

オーバーストロークに頼らず、短いストロークでもしっかり負荷を受け止め、コントロール性を高めます。

プログレッシブな真竹アクション

ショートからミドル、ロングまで負荷に応じて自然に曲がり込み、真竹ならではの粘りと反発を発揮します。

トンキンケーンとは異なる感覚

一般的なバンブーロッドとは異なる、国産真竹ならではのしなやかさと芯のあるアクションを味わえます。

携帯性に優れた4ピース設計

仕舞寸法を抑えた4ピース仕様は、ベストやバッグに収納しやすく、山岳渓流での携行にも適しています。

4ピースでも滑らかな曲がり

真竹特有の深い曲がりがジョイント部分の硬さを自然に吸収し、竿全体のスムーズな曲がりを生み出します。

工程について

伐採

11月に入り一霜降りると竹取シーズンが始まり、年内いっぱいで切り終えます。晩秋は竹内部の水分量が減って身が締まり、乾燥中の狂いが抑えられるうえ、虫やカビも付きにくい時期。都合が許す限り、新月の1週間前から当日までの間に伐採するようにしています。使うのは、根元節間30cmほどになるあたりから枝の直下までで、2m前後を4本ほど取り、繊維の充実度、硬さ、粘り、重さ、節間などを見極めながら各モデルへ振り分けます。

竹割り

伐採後はできるだけ早く割りに入ります。半乾きでは非常に割りにくく、長く放置すると内部から腐敗が始まるためです。大小の竹割りナタとゴム槌を使って8等分し、紐で縛って保管。この工程では竹から多くの情報を受け取ることができる一方で、100本ほど切ると割るだけで1〜2ヶ月かかる重労働でもあります。

乾燥

伐採後最低3年、現在は在庫状況により5年以上乾燥させたものを使用。割った直後から室内でゆっくり乾燥させることで、矯め傷が付きにくく、より硬い素材を得やすくなります。長期乾燥材は火入れもしやすく、素材を仕立てるうえで大切な工程です。

小割り・選定

乾燥前に大まかに割ったものを30〜60分割まで細かく割り、繊維の通りを良くするため削り代をできるだけ抑えます。ナタで分割しながら、節部の繊維の状態、曲がり、硬さ、粘りなどを基準に使用したいピースを選別。素材1セクションから取れるのはロッド1〜2セクション分程度で、素性の良いものでも余分に1セクション取れる程度です。

矯め

炭火で曲がった箇所だけでなく、ピース全体へできるだけ均一に火が入るように炙ります。初回は強く硬めの火で大まかに伸ばし、その後数日寝かせてから細部を矯正。ほぼ定規面が出た後も様子を見ながら火を入れ、素材にその状態を記憶させていきます。

火入れ

荒削りで寸法を追いながら、その間に数回炭火で火入れを行います。各工程のインターバルは1日から1週間程度で、目的や天候によって変動。こうして素材の状態を慎重に見極めながら、理想のアクションへと仕上げられていきます。

製品仕様

モデル
幸眞
長さ
8'0"
ラインウェイト
5wt
継数
3pc 2tip
素材
国産真竹
特性
大型フライへの対応 / ピンスポットへのプレゼンテーション / 真竹特有の深い曲がり / トルクフルな反発 / プログレッシブなアクション

国産真竹の育成・管理から乾燥、選定、矯め、火入れに至るまで丁寧に積み重ねられた工程が、このロッドの個性を形づくっています。一般的なトンキンケーンとは異なる、真竹ならではの曲がりと反発を体感できる一本です。